エクセルで2乗の足し算をした後に、それらの合計を求める関数の紹介です。
「2乗」と「足し算」、「合計する」を組み合わせた計算になっている関数です。「2乗」「足し算」「合計」が組み合わさったSUMX2PY2関数の機能と使い方を紹介していきます。
関数の文字の意味としては、「合計(SUM)」と「X2乗プラスY2乗」を表しています。
これと似た関数で「2乗」「引き算」「合計する」を組み合わせたSUMX2PY2関数については、下の記事を参考にしてください。
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Excelで2乗の引き算を合計するSUMX2MY2関数の使い方
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SUMX2PY2関数
2つの配列で2乗の足し算をした後に、それらの合計を求める関数です。
SUMX2PY2関数の書き方
SUMX2PY2関数では、2つの「配列」を関数の中に指定します。
例えば1つ目の配列に「a、b、c」の3つの数値があり、2つ目の配列に「x、y、z」の3つの数値があったとき、SUMX2PY2関数でこの2つの配列を指定すると、下のように計算されます。
$$\Large({a}^2+{x}^2)+({b}^2+{y}^2)+({c}^2+{z}^2)$$
これは「配列1の2乗」と「配列2の2乗」の足し算を、すべて合計しています。
次は実際にSUMX2PY2関数を使って、計算をしてみます。
SUMX2PY2関数の実際の使い方
2つの配列から、2乗して足し算した後に、合計をSUMX2PY2関数を使って求めてみます。この例ではSUMSQ関数の中に数値が入力されたセルを5つ指定します。
配列1と配列2の2乗を足し算した合計が求められます。
$$\Large({1}^2+{4}^2)+({2}^2+{5}^2)+({3}^2+{6}^2)={91}$$
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