エクセルで最小公倍数を求める関数の紹介です。
最小公倍数を求めるときはLCM関数を使います。ここではLCM関数の機能と使い方を紹介していきます。
最小公倍数を求める関数です
LCM関数
いくつかの数値を指定したときの「最小公倍数」を求める関数です。
LCM関数の書き方
LCM関数では、関数の中にいくつかの「数値」を指定すると、その「最小公倍数」を求めることが出来ます。
※最小公倍数:共通する倍数(公倍数)の中で最小の数。
次は実際にLCM関数を使って、最小公倍数を求めてみます。
実際の使用例を確認してみましょう
LCM関数の実際の使い方
下の図のようにLCM関数を使って、いくつかの数値を指定して最小公倍数を求めてみます。この例では4つの数値の最小公倍数をLCM関数で求めます。
「4」「5」「8」「10」の4つの数値の最小公倍数は、LCM関数を使って「40」と求めることができました。
数がたくさんあっても、簡単に最小公倍数を求めることができます
次に4つの数値の中に「0」が含まれる場合の最小公倍数を確認します。
指定したセルの中に「0」が含まれる場合、最小公倍数も「0」となります。
もし空白のセルが含まれる場合は、空白セルも「0」と同じように計算され、最小公倍数は「0」になります。
空白のセルがあると0になってしまいます。空白のセルに注意してLCM関数を使いましょう
指定したセルに、マイナスの数が含まれる場合はエラー(#NUM!)となり、最小公倍数を求めることは出来ません。
最小公倍数を求めるときは、LCM関数が使えるのでぜひ活用してみて下さい。
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