エクセルでは小数点以下の桁数を、何桁まで表示させるかを自由に変更することができます。
ここでは、小数点以下の表示桁数を変更する手順をいくつか紹介します。
小数点以下の表示桁数を変更する方法
小数点以下の表示桁数を変更する方法は、下の3つのどれかを使って変更することができます。
小数点以下の表示桁数を変更する3つの方法
- 「ホーム」画面の「数値」から「小数点以下の表示桁数を増やす・減らす」ボタンを使う。
- 右クリックの「セルの書式設定」で、「数値」画面から小数点以下の桁数を指定する。
- 右クリックの「セルの書式設定」で、「ユーザー定義」画面から小数点以下の桁数を指定する。
上の3つのうち、一番簡単でおススメなのは方法は①「ホーム」画面から変更する手順です。それぞれ順番に手順を説明していきます。
①ホーム画面の「数値」から「小数点以下の表示桁数を増やす・減らす」ボタンを使う方法
まずは、一番簡単でおススメの手順から紹介していきます。「ホーム」画面の「数値」にある「小数点以下の表示桁数を増やす」と「小数点以下の表示桁数を減らす」ボタンを使います。
この「小数点以下の表示桁数を増やす」と「小数点以下の表示桁数を減らす」の、それぞれのボタンを押すと、小数点以下の表示桁数が変わります。
下の例では「1.235」と表示された小数を、2桁ずつ表示桁数を増やしたり、減らしたりしています。
このボタンは、1回クリックする毎に小数点以下の表示桁数を増やしたり、減らしたりの変化を見ながら変更できるので、簡単でとても使いやすいボタンです。ぜひ活用してみて下さい。
次に、別の方法での表示桁数の変更方法を紹介します。
②右クリックの「セルの書式設定」で、「数値」画面から小数点以下の桁数を指定する方法
次は右クリックから変更する手順です。右クリックで表示されるメニューから「セルの書式設定」を選んで、「数値」画面から「小数点以下の桁数の表示」に桁数を指定します。
表示桁数を5桁に指定すると、指定した桁で表示されました。
最後に、また別の手順での変更方法を紹介します。
③右クリックの「セルの書式設定」で、「ユーザー定義」画面から小数点以下の桁数を指定する方法
先ほどの「セルの書式設定」から変更するところまでは同じ手順ですが、「ユーザー定義」にも表示桁数の変更が出来ます。「ユーザー定義」の最後の方に、小数点以下の表示桁数を1桁ずつ変えた形式があるので、ここから使いたい表示形式を選びます。
小数点以下の表示桁数を変更する際の参考にしてみて下さい。
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