エクセルで組み合わせの数を求める関数の紹介です。
高校数学で習う「順列と組み合わせ」のうち、組み合わせの数を求める計算に、エクセルのCOMBIN関数が使えます。ここではCOMBIN関数の機能と使い方を紹介していきます。
もし順列をエクセル関数で求めたい時は、下の記事を参考にしてみてください。
-
Excelで順列の数を求めるPERMUT関数の使い方
エクセルで順列の数を求める関数の紹介です。 高校数学で習う「順列と組み合わせ」のうち、順列を求める計算に、エクセルのPERMUT関数が使えます。ここではPERMUT関数の機能と使い方を紹介していきます ...
続きを見る
COMBIN関数
組み合わせを求める関数です。
COMBIN関数の書き方
COMBIN関数では、全体の数である「総数」と、そこから抜き取る数の「抜き取り数」を指定します。
例えば全体で6人いるところから、2人を選ぶ組み合わせを求めるときには、下のような計算で求められます。
$$\Large{}_6 C_2=6×5÷2=15$$
このような組み合わせの計算を、エクセルではCOMBIN関数を使うことで求めることが出来ます。
次は実際にCOMBIN関数を使って、組み合わせを求めてみます。
COMBIN関数の実際の使い方
この例では、5人の中から、2人を選ぶときの組み合わせの数を求めてみます。COMBIN関数を使って、「総数」に全体の人数、「抜き取り数」に選ぶ人数を指定します。
これで「5人から2人を選ぶ」組み合わせの計算がされます。
$$\Large{}_5 C_2=5×4÷2=10$$
組み合わせを求める時に、COMBIN関数を活用してみて下さい。
その他のExcelの操作・関数は、Excelの操作・関数の解説一覧から、気になる記事を確認してみてください。